
目の病気と聞くと、多くの人が「失明」という言葉を思い浮かべて不安になるかもしれません。私自身も、ある日突然「網膜に異常があります。網膜光凝固術を行いましょう」と医師から言われた時は、頭が真っ白になりました。
「レーザーを目に当てるって痛いの?」「失明しないの?」「手術後は普通に見えるの?」など、不安だらけだったのを今でも覚えています。
この記事では、実際に網膜光凝固術を受けた体験をもとに、診察から手術当日、術後の経過、費用、感じたことまで詳しくお伝えします。これから治療を受ける方の不安を少しでも減らせれば幸いです。
網膜光凝固術とは?

まず簡単に説明すると、網膜光凝固術とはレーザーを使って網膜を焼き固める治療です。
目の奥には「網膜」というカメラのフィルムのような役割をする部分があります。この網膜に穴が開いたり、裂けたりすると「網膜剥離」につながる危険があります。
代表的な病気としては、
- 網膜裂孔
- 糖尿病網膜症
- 網膜剥離の予防
- 網膜静脈閉塞症
などがあります。
私の場合は「網膜裂孔(網膜に小さな裂け目)」が見つかり、放置すると網膜剥離になる可能性があると言われました。
異変に気付いたきっかけ

最初に異変を感じたのは、早朝の仕事中 突然 右目に糸くずみたいな…クラゲのような…黒い影が動いている見える線状の物体が この写真以上に現れ これはまずいと感じ 左目は正常なので左目に頼り 夕方までに仕事を終わらし即 眼科に駆け込みました。
眼科で言われた衝撃の言葉

眼底検査を受けたあと、医師からこう言われました。
「網膜に裂け目があります。このままだと網膜剥離になる可能性があります」
正直、その瞬間かなり焦りました。
網膜剥離という言葉は知っていましたし、場合によっては手術や失明リスクがあることも何となく知っていたからです。
しかし医師から、
「今ならレーザーで予防できます」
と言われ、少し安心しました。
網膜光凝固術当日の流れ
治療は外来で行われ、入院は不要でした。
1. 散瞳(瞳孔を開く目薬)

まず目薬で瞳孔を開きます。
これが結構まぶしく、数時間は視界がぼやけます。
車の運転は禁止されるため、家族に送迎してもらうか公共交通機関がおすすめです。
2. レーザー治療開始
診察台のような椅子に座り、顎を固定します。
そこへ特殊なレンズを目に当て、レーザー照射が始まります。
最初はかなり緊張しました。
「目にレーザーって怖すぎる…」
そう思いましたが、実際は手術というより検査に近い感覚でした。
痛みはあるのか?
これは一番気になる人が多いと思います。
結論から言うと、
「強い痛みではないが、不快感はある」
という感じでした。
レーザーが当たる瞬間、
- チクッ
- ズーン
- ピリッ
とした刺激があります。
場所によってはかなり痛みを感じる部分もありました。
特に網膜の奥側は神経に響くような感覚があり、「早く終わってくれ…」と思っていました。
ただ、耐えられないほどではありません。
治療時間は10〜15分程度でした。
レーザー中に見える景色
これがかなり独特でした。
レーザーが照射されるたびに、
- 緑色
- 白色
- オレンジ色
の光がバチバチ見えます。
まるでフラッシュを連続で浴びているような感覚です。
目を閉じることはできないので、ひたすら前を見続けます。
治療後の状態
治療後は目がかなりまぶしく感じました。
また、
- ゴロゴロ感
- 軽い痛み
- 充血
- 視界の違和感
がありました。
私は帰宅後かなり疲れて、その日はほぼ横になっていました。
ただ、翌日にはかなり楽になりました。
術後に気を付けたこと
医師からは、
- 激しい運動禁止
- 重い物を持たない
- 飲酒を控える
- 強く目をこすらない
と言われました。
特に治療直後は網膜が安定していないため、無理をしないことが重要です。
私は1週間ほどかなり慎重に生活しました。
術後の見え方は変わる?
私の場合、大きく視力が落ちることはありませんでした。
ただし一時的に、
- 視界がぼやける
- 光がまぶしい
- 違和感がある
状態はありました。
数週間ほどでかなり落ち着きました。
ただ、レーザーを当てた部分によっては視野が少し欠ける感覚が残る人もいるようです。
費用はどれくらい?
私の場合、社会保険3割負担で片目約3.3万円でした。
病院や治療範囲によって異なりますが、おおよその目安としては、
- 1〜3万円程度
と言われています。
高額療養費制度の対象になる場合もあります。
実際に受けて感じたこと
正直、治療前はかなり怖かったです。
「失明したらどうしよう」
「本当に大丈夫なのか」
そんな不安ばかりでした。
しかし今振り返ると、早めに受診して本当に良かったと思っています。 本当(まじで。)
網膜剥離になってしまうと、入院や大掛かりな手術が必要になることもあります。
飛蚊症や光視症を軽く考えず、早めに眼科を受診することの大切さを強く感じました。
これから受ける人へ伝えたいこと
網膜光凝固術は怖いイメージがありますが、多くの場合は短時間で終わる治療です。
もちろん痛みや不快感はゼロではありません。
ですが、視力を守るためには非常に大切な治療です。
もし、
- 急に飛蚊症が増えた
- 光が走る
- 視界が欠ける
などの症状がある場合は、早めの受診をおすすめします。
目は一生使う大切な器官です。
「そのうち治るだろう」と放置せず、違和感を感じたらすぐに専門医へ相談してください。
まとめ
網膜光凝固術は、網膜剥離など重症化を防ぐための重要な治療です。
実際に受けてみると、
- 治療時間は短い
- 外来で受けられる
- 強烈な痛みではない
- 早期治療がとても重要
ということを実感しました。
目の病気は自覚症状が少ないことも多く、気付いた時には進行している場合もあります。
少しでも異変を感じたら、早めに眼科を受診することが大切です。
【重要】ちなみに放置して網膜剥離になると、目の奥にある「網膜」がはがれてしまい、視界に深刻な異常が出ます。

代表的な症状は、
- 視界の一部が黒いカーテンのように欠ける
- 急に飛蚊症が増える
- 光がピカピカ見える
- 視力低下
- 物がゆがむ
などです。
特に「黒い幕が広がる感じ」は危険サインと言われています。
網膜はカメラのフィルムの役割をしているため、はがれた状態が長引くと視力が戻らなくなることがあります。自然に治ることはほとんどなく、多くは手術が必要です。
治療方法は、
- ガスを入れる手術
- 硝子体手術
- 網膜を押さえるバックリング手術
などがあります。
網膜剥離の手術後は、網膜を元の位置に固定するために安静や姿勢制限が必要になることがあります。
特に硝子体手術で目の中にガスを入れた場合は、
- うつ伏せ姿勢
- 横向き固定
- 飛行機禁止
- 激しい運動禁止
などの指示が出ることがあります。
術後は、
- 視界がぼやける
- ガスで黒い影が見える
- 充血や違和感
- 光がまぶしい
といった症状がしばらく続くこともあります。
回復には数週間〜数か月かかる場合があり、網膜が無事に定着するまで定期検査が重要です。
ただし、手術をしても完全に元の視力に戻らないこともあり、特に黄斑部まで剥離していた場合は視力低下が残るケースがも有り 莫大な治療費 (高額医療費対応します。)も掛ります。
この記事が、これから網膜光凝固術を受ける方の不安軽減につながれば幸いです。






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