スノーピーク、非上場化への道を選択 MBOとベインキャピタルの買収

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皆様こんにちは、金の鳳凰座のまっちゃんです。今回は、スノーピークがマネジメント・バイアウト(MBO)を通じて株式を非公開化することを発表しました。米国の投資ファンドであるベインキャピタルが、2024年2月21日から4月12日までの間、株式公開買い付けを実施する予定です。買付価格は普通株式1株あたり1250円で、20日の終値である1138円を上回る価格設定となっています。買付予定数は2750万863株で、総額約343億円を見込んでいます。

スノーピークの経営状況と株式非上場化の背景

スノーピークは、2014年12月11日に東証マザーズに上場し、その後東京証券取引所でプライム市場に移行しました。しかし、近年のキャンプブームの低迷により業績が低迷し、2023年12月期決算では売上高が前期比16.4%減の257億2800万円、営業利益が同74.3%減の9億4300万円に落ち込みました。この結果を受けて、株価も低迷し、2022年の年初来安値を記録しました。

経営体制の変化もスノーピークの株式非上場化に影響を与えました。創業家3代目の山井梨沙氏が2022年に代表取締役社長執行役員を辞任し、前社長であった山井太氏が同職に復帰しました。2024年度の計画では売上高が306億円に増加する見込みであり、業績改善が期待されています。

非上場化の意義と影響

MBOによる非上場化が成立すれば、スノーピークは上場廃止となります。しかし、山井宇治氏は公開買付け成立後も経営に携わる予定であり、公開買付けの終了後も公開買付者の株式を間接的に所有する計画です。また、ベインキャピタルが38.13%以上の株式を保有し、山井太氏が14.21%を保有する予定です。

ベインキャピタルの過去の事例

ベインキャピタルは、2022年にスナイデルやジェラート ピケなどを展開するマッシュホールディングスを約2000億円で買収しています。スノーピークの非上場化は、ベインキャピタルにとって新たな投資機会を提供し、スノーピークにとっては事業再生や成長のための支援を受けることが期待されます。

以上が、スノーピークの非上場化に関する最新情報とその背景についてのまとめです。

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